バスキア絵画売却2億円隠し脱税容疑 「企画室新広」と社長の服部修身容疑者 三重・伊勢の社長

 米現代美術作家バスキア(1960~88年)の絵画を売却して得た約2億円を隠し、約6千万円を脱税したとして、名古屋国税局が法人税法違反容疑で、三重県伊勢市の広告会社「企画室新広」と同社の服部修身社長(61)を津地検に告発したことが22日分かった。同社はすでに修正申告に応じているという。

 関係者によると、絵画は服部社長が約20年前に約1500万円で購入し、同社が運営する伊勢現代美術館(同県南伊勢町)で所蔵していた「エレーヌ」。

 平成19年11月にニューヨークのオークションに出し、約210万ドル(当時のレートで約2億3千万円)で落札されたが、この際の所得を故意に申告していなかった。伊勢現代美術館は服部社長が館長を務める私設美術館。

 バスキアは80年代にニューヨークを舞台に活躍し、鮮明な線で戯画化した人物や文字を描いた。故アンディ・ウォーホルとも親交があった。

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